ADIGOの35Lモデルは「3.9kg」とやや重めに感じる人も多いですが、実際の使い勝手や収納力を見るとバランスの取れたアルミスーツケースです。
本記事では35Lのサイズ感、3泊旅行でどれくらい入るか、ポリカ製やRIMOWAとの違い、重さを感じやすい場面などを解説。
「持っていて重い?」「旅行で不便?」「他と比べてどう?」が
この記事だけで丸わかり。
ADIGO 35Lを検討中の人に知ってほしいポイントを丁寧にまとめました。
3.9kgは重い?他ブランドの35Lクラスと比較
ADIGO 35Lの「3.9kg」は、アルミスーツケースとして見ると平均的な重さです。
ただし他ブランドと比べると、その位置づけがより分かりやすくなります。
ここでは、人気のRIMOWAや国産ブランドとの比較を通して、ADIGOの重さがどの程度なのかを客観的に確認していきます。
RIMOWA(エッセンシャル・クラシック)との比較
RIMOWAはモデルによって重さが大きく異なります。
RIMOWA クラシック 35L:4.3kg前後(アルミ製で重め)
「とにかく軽さ優先ならエッセンシャル」「耐久性・高級感優先ならクラシック」という構図ですが、ADIGOはその中間に位置します。
→ ADIGO 35Lは、アルミのクラシックより軽く、エッセンシャルよりは重い“中間ポジション”。
耐久性と持ち運びやすさのバランスが取れています。
ACE/Protecaなど国産アルミとの比較
国産ブランドはアルミの作りが丁寧で、その分重さが出やすくなります。
ACE アルミモデル:4.0〜4.4kg
Proteca(アルミ):比較的重めの傾向
これらと比べると、ADIGOの3.9kgは 「国産アルミの中では軽量寄り」 と言えます。
特にACEやProtecaのアルミは堅牢性が高い代わりに、本体重量が大きくなりやすいため、日常的な旅行では扱いやすさの面でADIGOに軍配が上がる場面もあります。
アルミ素材は“ABSやポリカより重い”が頑丈さが強み
一般的なスーツケース素材と比較すると、アルミはどうしても重くなります。
ABS樹脂 → 軽いが傷がつきやすい
ポリカーボネート → 軽さと耐久の中間
アルミニウム → 重いが圧倒的に頑丈
アルミは外からの衝撃に強く、変形しにくい特徴があります。そのため、荷物をしっかり守りたい人や見た目の高級感を重視する人に向いています。
ADIGO 35Lは、アルミの中では軽量設計のため、「アルミの耐久性を保ちつつ、できるだけ軽く持ちたい」ユーザーにぴったりのモデルです。
外寸・内寸・容量【サイズ詳細】
以下にADIGO 35Lのサイズ情報をわかりやすくまとめました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 外寸サイズ | 約55 × 39 × 20.5cm |
| 内寸サイズ | 約48 × 36 × 20cm |
| 容量 | 約35L |
| 重量 | 約3.9kg |
| 機内持ち込み | 可(115cm以内対応) |
このサイズは多くの航空会社の「機内持ち込み規定」に対応しているため、国内・海外の短期旅行でも扱いやすい仕様です。
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ADIGO 35Lの収納力は?3泊旅行でどれくらい入る?

ADIGO 35Lは、一般的に「2〜3泊向け」と言われる容量です。アルミスーツケースは内部構造がシンプルなことが多く、ADIGOも無駄なポケットや凸凹が少ないため、見た目のサイズ以上に収納しやすい特徴があります。
ここでは、季節ごとの収納量や、実際にどの程度荷物が入るのかを詳しく解説します。
衣類・荷物の想定(春夏/秋冬)
春夏(薄手服が中心)
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- Tシャツ × 3〜4
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- ボトムス × 1
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- 下着・靴下 × 3
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- 化粧品ポーチ
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- モバイルバッテリー・充電器類
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- スニーカー(薄手アイテムと組み合わせれば1足入る)
→ 3泊分の荷物が余裕で入る容量。
秋冬(厚手服が中心)
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- ニット × 1
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- 長袖トップス × 2
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- ボトムス × 1
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- 下着 × 3
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- 化粧品ポーチ
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- ストールや薄手アウターは収納可能
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- 厚手コートは難しい
→ 2〜3泊なら十分。ただし冬は荷物量に注意。
内装デザインの使いやすさ(仕切り・ベルトなど)
ADIGO 35Lの内装はブラックで統一されており、落ち着いた雰囲気。
左右を固定するベルトが付いていて、荷崩れを防ぎやすい構造です。
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- 仕切りが多すぎず、荷物の出し入れが簡単
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- フラットな作りでパッキングしやすい
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- スペースの無駄が少ない
旅行慣れしていない人でも直感的に荷造りができる点は大きなメリットです。
実際に入る荷物の目安(例:3〜4日分)
3泊旅行を想定した荷物例
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- 衣類:3日分
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- 圧縮ポーチ:1〜2個
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- 小物ポーチ:1
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- 折りたたみ傘
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- ガジェットポーチ
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- 必要な化粧品・ヘアケア用品
→ 3泊なら問題なく収まる。
→ 4泊は圧縮袋を使えば現実的。
容量が35Lでも、構造がシンプルなので「入る量」は他社の35Lより多めに感じるはずです。
ADIGO 35Lの使い勝手(キャスター・ハンドル)
ADIGOの35Lモデルは、持ったときの重量感だけでなく「運びやすさ」も大きなポイントです。ここではキャスター・ハンドル・開閉部分の使い勝手を解説します。
静音4輪キャスターの特徴
ADIGOは静音性の高いダブルホイールキャスターを採用。
ガタついた道でも音が響きにくく、安定感のある走行が特徴です。
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- 石畳でも静か
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- カーブに強い
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- 段差に乗り上げてもブレにくい
「重さよりキャスターの質の方が重要」という人にも安心の仕様です。
ハンドルの持ちやすさ
伸縮ハンドルはガタつきが少なく、操作性が高いのが特徴です。
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- 伸縮がスムーズ
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- 高さ調整が細かくできる
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- 握りやすく、力をかけずに引ける
女性や手の小さい人でも扱いやすいハンドル設計です。
開閉部・ロック(TSA)の使いやすさ
TSAロックを採用しているため、航空会社に預け入れる際も鍵をかけたままでOKです。
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- TSAロックで海外旅行も安心
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- 開閉部がアルミフレームで丈夫
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- 長期使用でも壊れにくい構造
このあたりは「さすが国産アルミ」という安定感があります。
ADIGO 35Lが向いている人・向かない人
購入前に「自分の旅行スタイルに合うか」を確認しておくと失敗しにくいです。
向いている人(頑丈さ重視・国内旅行多め)
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- とにかく頑丈なスーツケースが欲しい
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- 高級感のあるデザインが好き
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- 国内旅行が多く2〜3泊が中心
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- アルミの見た目・強さに魅力を感じる
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- 国産ブランドの安心感を求める
向かない人(軽さを最重視する人)
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- できるだけ軽いスーツケースが欲しい
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- 電車移動が多く、持ち上げる場面が多い
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- 荷物が多すぎて35Lでは足りない
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- 表面の小傷が気になる(アルミは傷が味になるタイプ)
メリット・デメリットまとめ
メリット
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- アルミとしては軽量寄り
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- 高い耐久性
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- 内装が使いやすく収納効率が良い
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- キャスターの静音性が高い
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- 見た目に高級感がある
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- 国産の安心感
デメリット
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- ポリカーボネート製よりは重い
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- やや小傷がつきやすい(アルミの特性)
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- 冬場の荷物量は工夫が必要
ADIGO 35Lの購入を迷っている人におすすめの選び方
ADIGO 35Lは非常にバランスの良いモデルですが、他ブランドと比較することで自分に最適なサイズ・素材を選びやすくなります。
「重さ」優先の人向けの代替候補
軽さだけを求めるならポリカーボネート素材の
RIMOWA エッセンシャル(3.2kg前後) が候補になります。
ただし耐久性ではADIGO(アルミ)に劣るため、軽さと丈夫さのどちらを優先するかで決めるのが良いです。
「価格」優先の人向けの代替候補
同じ国産アルミでも、ACEやProtecaは価格帯が高くなりがちです。
→ ADIGOなら国産アルミでありながら手が出しやすい価格帯
→ コスパ重視の人に最適
「国産アルミ」優先ならADIGOは有力候補
国産アルミスーツケースの中では、ADIGOは以下の点で強みがあります。
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- 3.9kgと軽量寄り
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- 必要な機能が過不足なく搭載
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- デザイン性が高い
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- 国産ブランドの中では価格が手頃
「高級感・耐久性・価格」のバランスが取れたブランドとして評価できます。
まとめ|ADIGO 35Lは“頑丈で見た目が良い35Lクラスの中では軽め”
ADIGO 35Lは3.9kgという数字だけを見ると重く感じますが、アルミスーツケースとしては軽量寄りで扱いやすいモデルです。
収納力は3泊旅行に十分で、内装のシンプルさも使いやすさにつながります。
キャスターやハンドルの品質も高く、長く使いたい人に向いています。
軽さより耐久性や高級感を重視する人には特に相性が良いでしょう。
総合的に見て、35Lクラスの中でバランスの優れた国産アルミスーツケースです。

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